【世界農業遺産】静岡の茶草場農法【静岡茶・掛川茶】を通販・産地直送

2019/11/15

『静岡の茶草場』は、2013年5月29日(認定式は5月30日)石川県七尾市で開催された「世界農業遺産国際会議」にて、世界農業遺産への認定が決定いたしました。

 静岡の茶草場について


世界農業遺産【静岡の茶草場】とは、静岡県掛川市の一部で秋冬期に茶園周辺のススキやササなどの草を刈り、茶畑の根元に敷く伝統的な農法で、その草刈り場には多様な動植物の生存が確認されています。特に掛川市の東山・大野地区は、生物多様性条約会議において世界の研究者から高い評価を受けています。

 静岡の茶草場農法で栽培された掛川茶


茶園に敷き草を敷くことにより、土壌の水はけが良くなり、尚且つ保水性にも優れ、お茶の美味しさを決める茶園の土作りに良い、とても優れた農法です。特に掛川では、有機肥料として伝統的に行われていますが、手間と時間がとても掛かる大変な作業の為、全国的にはとても珍しい農法です。


希少種を含む生物多様性に優れた特別な場所を継承するため、ぜひとも一度、ご賞味くださいませ。



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 世界農業遺産(GIAHS)とは


正式には、Globally Important Agricultural Heritage Systems(GIAHS(ジアス))といい、国際連合食糧農業機関(FAO(イタリア・ローマ))が2002年に始めた制度です。グローバル化、環境悪化、人口増加の影響により衰退の途にある伝統的農業や文化、土地景観の保全と持続的な利用を図ることを目的に創設されました。ペルー、チリ、中国、フィリピン、アルジェリア、タンザニア等で認定され、日本でも2011年に佐渡と能登が先進国で初めて認定されました。



関連リンク



世界農業遺産 公式サイト(英語版)